沖縄県那覇市具志~豊見城市瀬長まで
沖縄県那覇市で行われる橋梁工事についての情報です。
工事情報
工事名:令和5年度小禄道路橋梁上部工(上下P19~P24)工事
施工会社:川田工業・IHIインフラシステム・仲本工業特定建設工事共同企業体
発注者:沖縄総合事務局 南部国道事務所
工期:2023年9月29日 ~ 2026年9月30日(当初)
施工数量:鋼橋架設 2,241t
床版 7,146㎡
支承 24基
溶接 1,350m
ボルト締付 24,580本
塗装 760㎡
事業概要
小禄道路の整備により下記効果が期待されます。
那覇空港から沖縄自動車道への移動時間の短縮
那覇空港から沖縄自動車道(西原JCT)までの高速ネットワークが形成され、移動時間の短縮が見込まれます。
那覇中心部における通過交通の削減
国道331号等の通過交通を「沖縄自動車道」「南風原道路」「豊見城東道路」等の外郭環状道路に転換することで交通の削減が期待されます。
那覇中心部に通勤される方だけでなく、観光の方にも嬉しい効果が見込めます!
工事の詳細情報、他工事情報や道路ライブカメラなどが沖縄総合事務局南部国道事務所のHPに掲載されています。下記リンクから見てみてください。
工事概要
「多軸式特殊台車」という特殊な重機とクレーンを使用して橋を架ける工事です。
「多軸式特殊台車」で橋を架ける
沖縄県で「多軸式特殊台車」を使用して橋を架けた動画を紹介します。
「多軸式特殊台車」で橋を架ける場合、4つの手順で橋を架けます。
- 作業ヤードで橋を組み立てる。
- 橋を架ける地点周辺の通行止めを行う。
- 橋を「多軸式特殊台車」で持ち上げる。
- 橋を「多軸式特殊台車」で運び、橋を架ける。
大きな橋を搭載して「多軸式特殊台車」が移動する姿は大迫力! なかなか見られないのでぜひ見に来てね!
「大型クレーン」で橋を架ける
クレーンで橋を架ける場合、5つの手順で橋を架けます。
- 「ベント」と呼ばれる橋を立てる。
- 作業ヤードで橋を組み立てる。
- 橋を架ける地点周辺の交通規制を行う。
- 橋をクレーンで吊上げる。
- 橋をクレーンで運び、橋を架ける。
大きなクレーンで橋を架ける様子も見ごたえ抜群! クレーンが動いている姿を見るチャンス!
終わりに
沖縄県那覇市の橋を架ける工事を紹介しました。
見学の際は下記に注意して見学してください。
- 安全確保優先のため、見学できない場合があります。
- 交通誘導員へ作業関係者の指示に従い、節度を持って見学してください。
- 路上駐車や違法駐車などの迷惑行為は行わないでください。
安全な工事運営のためにも、工事へのご協力をよろしくお願いします。